肩の痛み(肩こり・五十肩)
肩の痛み
肩こり
肩こりはデスクワークや運動不足から起きることが多いです。
不良姿勢、片寄った動作などで首周りの筋肉に緊張が起きて痛み、だるさを生じます。
ひどくなると偏頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気、しびれなどを引き起こします。
(痛め方により、保険診療適応になることもあります)
ブロック電療で深部のコリを一気に取り除きます。
筋肉を繊維からもみほぐし、PNFストレッチなどを行いしっかり治していきます。
肩こりは肩の使い方を改善させないと再発してしまうので、トレーニング指導を行います。
五十肩(急性肩関節炎)
40~60歳代に頻発する症状です。
運動不足などで肩関節を十分に使わないことにより、正常な柔軟性が失われ痛めやすくなります。
普段やらない動作、負担のかかる動作をすることが原因です。
筋肉、腱、靭帯、軟骨などに損傷・炎症が起こり、急な激痛、違和感などが生じ、腕が挙げられなかったり、髪が洗えなかったりします。
当院では肩関節の痛みを起こしている部位の判別診断を行います。
肩関節を構成する周囲の肩、首、背中、腕、胸部などの筋肉をほぐした後、AKA関節調節により肩関節、上腕、鎖骨、肩甲骨などの動きを改善させ痛みを取り除きます。
痛み、炎症のひどい方には立体動態波・テーピング療法にて楽にいたします。
最後に日常生活において楽な動作、運動、リハビリ指導などを行います。
肩関節は身体で一番可動範囲が広い部位です。
痛みを放っておいたり、きちんと施術を行わないと、長期間痛みを生じることがあります。
より細かな説明のもと施術を行います。
肩関節唇断裂(SLAP損傷)
関節唇は関節のズレをなくす働きがある部位です。
運動時にねじったり、脱臼した際に、上腕二頭筋に関節唇が引っ張られ損傷します。
電療(超音波・中周波)などで痛みを軽減させます。
肩関節の安定性を図るインナーマッスルトレーニングも並行して行い、筋力のサポートにより関節の不安定性を補います。
肩腱板損傷
手を突く、肩をねじる、重たいものを持ち上げるなどした際に受傷し、主に運動時の痛みを強く感じます。
また夜間痛などの訴えもあります。
進行すると少しの腕の動きでも痛みを感じ、日常生活動作にも支障をきたすことがあります。
前胸部および胸背部、肩関節、肩甲骨周囲の筋肉の緊張を取り除きます。
AKA療法の横引きや振張法も行い、肩関節の可動を改善させます。
肩腱板断裂
転倒や打撲、スポーツ外傷などにより発生するケガです。
肩周囲の痛みや脱力、上肢の挙上困難、夜間痛、肩の運動時のゴリゴリとした異常音など起こします。
40歳代以降に多くみられ、腱板の1つである棘上筋腱が好発部位です。
立体動態波で痛みがなくなったら、徐々に腱板の筋力強化をして、円滑な運動ができるようトレーニングします。
滑液包炎(肩関節)
滑液包は、筋肉、腱、靭帯と骨がすれる部分に位置しています。
そのため痛み、炎症を起しやすくなっています。
体の横から腕を上げる動作時、痛みが強くなりやすいです。
立体超音波で中から滑液包をゆるませて痛みを取り除き、関節モビライゼーションで運動痛を改善させていきます。